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Archive for the ‘在特会’ Category

「チンピラ右翼」を焚きつけた女

2010年8月30日 コメントは受け付けていません

 イルカ漁をめぐる話題作「ザ・コーヴ」の上映において、映画館に街宣活動を繰り返し、映画館周辺での街宣を禁止する仮処分が裁判所で決定されるなどしたほか、昨年12月、京都の朝鮮学校にも同様の街宣を行ったことで先ほど逮捕者まで出した「主権回復を目指す会」が“迷走飛行”を続けている。逮捕者の弁護士依頼をめぐって、それまで運動仲間のはずだった「在日特権を許さない市民の会」と“仲間割れ”を公然化させ、醜態を演じている。
 上記の「主権会」が、東村山デマ事件に介入するきっかけをつくったのは、裁判記録上では、東村山市議の「朝木直子」だ。同人らが共著で執筆した単行本『東村山の闇』を西村某に渡し、その内容を鵜呑みにした西村らが行動を始めたのが最初である。だがこの『東村山の闇』は、乙骨某の『怪死』に勝るとも劣らない杜撰な内容で、事実的裏付けに乏しく、自らの主張のみを全面的に振りかざしたものにすぎない。
 要するに、確たる根拠もなく、女性市議は「殺された」という主張で終始している。
 問題は、上記のような社会的問題とされる行動を繰り返している「チンピラ右翼」らを、公職者である市議会議員が、自らの“政争の道具”に活用したという事実であろう。これらの右翼は、民事裁判でいまも敗訴をつづけている。にもかかわらず、東村山市議らは、何の責任もとろうとはしない。彼らの「操作性」の最たるものだが、これらの市議にはいい加減、選挙で「鉄槌」を下さなければならない時期に来ているのではなかろうか。

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カテゴリー:コラム, 矢野穂積, 在特会

“排外主義”の類似団体「主権回復」と「在特会」

2010年7月2日 コメントは受け付けていません

 年金未納だんご3兄弟などと自民党を攻撃し、返り討ちに遭ったのが現在の菅直人首相であったことはすでに過去の歴史だが、日本社会に巣食う“排外主義集団”にも「だんご2兄弟」というべき相似団体が見られる。
 一つは「在日特権を許さない市民の会」と称する右派団体で、街頭宣伝などをそのままネット中継し、敵対する個人を公開するなどの“威嚇行為”で支持を広げてきた。代表者は福岡県出身とされるが、実名を名乗っておらず、それでいて在日コリアンが実名を使っていないのは特権などと、自語相違の主張を繰り返してきた。
 昨年12月には同団体の関係者が京都の朝鮮学校(小学校)に拡声器をもって押し寄せ、「スパイの子ども」「日本から出ていけ」などと叫び、京都地裁は今年3月、同会が学校から半径200メートル以内で演説する行為を禁じる仮処分を決定した。それでも在特会は街宣活動を繰り返したため、学校側が「間接強制」を京都地裁に申し立て、5月19日、在特会が仮処分決定に違反した場合、1日あたり100万円を支払わせる決定を新たに行っている。この「間接強制」で命じられた100万円は、暴力団事務所の使用差し止めなどで出される額と同レベルとされ、暴力団なみの“迷惑行為”を司法に認定された形だ。それ以来、在特会は京都の朝鮮学校への街宣活動を休止しているのが現状だ。
 一方の類似団体である「主権回復を目指す会」は、最近ではイルカ漁を題材にした米国のドキュメンタリー映画の上映に抗議行動を繰り返し、東京・横浜などの映画館に直接乗り込み、街宣行動を繰り返してきた。これに対し、横浜地裁・東京地裁とも、映画館周辺での街宣活動を禁止する仮処分を決定している。
 「主権回復」も「在特会」と同様、これらの仮処分決定を意に介さず、映画館の支配人の自宅にほこ先を変えるなど、その執着ぶりはなんら変わりない。
 両団体に共通するのは、双方の主たる関係者が、95年の東村山市議転落死事件の“蒸し返し”にも密接に関与してきた点であろう。その背後に、デマ発信を繰り返してきたことで知られる東村山市議・矢野穂積らがいることは周知の事実だ。そこから透けて見えるのは、両団体とも、「事実」かどうかを十分に吟味・精査して動く団体ではなく、情緒的・短絡的に行動するという≪共通した特徴≫を持つことであろう。
 「KY」(=空気を読めない)という語がこれほど当てはまる集団も珍しい。彼らはまるで「日本民族」を代弁するかのように振る舞っているものの、小生の見るところ、日本人の中の、かなり“下等な集団”にすぎない。

真正保守と詐称保守

2010年6月28日 コメントは受け付けていません

 昨年秋、取材で北海道の洞爺湖に立ち寄ったときのこと。一泊した大型ホテルでの食事は大ホールでのバイキング形式だったが、驚いたのは宿泊客の半数以上が中国語を話す人々であったことだ。さまざまな場所で、中国人旅行者の数に圧倒された経験をもつのは私だけではあるまい。東京でもマクドナルドに入れば、多くの中国人客が目につく。日本経済はもはや、中国人なしに成り立たない感さえある。そんな折、保守派の論客と目される佐伯啓思という人の『資本主義はニヒリズムか』という本を読んでいたら、次の一節に出会った。「日本人のエートスと古代中国」という小見出しのもと、次のような対談がなされている。

 三浦  中国からの観光客が癒されるのは、日本に自分たちの先祖を見に来るという感じだからじゃないか。
 佐伯  そうかもしれませんね。
 三浦 ちょっと過激な仮説だけど、友人にそう言ったら、そうかと頷いていた。(中略)正統な古代中国文明の直系は日本である。(中略)
 佐伯 そうなると日本文化論になってくる。もちろん、純粋な日本文化なんてない。だいたいほとんどが渡来系ですし、天皇だって遺伝子で言えばどこから来たか分かったもんじゃない。

 佐伯氏は保守派の論客ながら、現代日本人が渡来人(大陸・半島から渡ってきた人々)の末裔であることを“正確に理解”している。さらに、天皇の祖先についても、客観公正な判断を示す。「事実」をもとに、自らの主張を組み立てるという大原則から外れていない。この点が、同じ保守派とはいえ、日本の「ネット右翼」らとの根本的な相違に見える。
 「ネット右翼」らは、自分たちの主張のためには、平然と“前提事実”を捻じ曲げることをいとわない。「在特会」や「主権回復を目指す会」などの極端なまでの朝鮮・中国人蔑視行動、東村山市議転落死事件における根拠なき批判の実態などを見れば、そのことは明らかであろう。「デマ」や「人種的偏見」をもとにした、このような危うい「手法」の跋扈が、日本を滅ぼすと考えるのは小生だけだろうか。

カテゴリー:コラム, 在特会

ゴロツキが“跋扈”できる寛容な日本社会

2010年6月14日 コメントは受け付けていません

 今日付の朝日新聞は社説で、「ザ・コーヴ中止 自由社会は見過ごせない」の見出しを立て、一部の右翼勢力がイルカ漁を告発した米国映画を上映予定の映画館に脅しをかけ、業務妨害を行っている問題を取り上げた。妨害を公然と行っているのは、主権回復を目指す会で、代表者は西村某。定職をもたず、各所に脅しをかけて生活しているとされ、在日特権を許さない市民の会(在特会)などとも密接に連携して動いてきた人物だ。
 事実関係を調べて行動するならまだしも、自分の思い込みだけで行動に出る点が彼らの特徴だ。今回もまさにそのケースに見え、心ある市民らからは、表現の自由を侵害する行為として批判の声が高まっている。
 関係者の指摘によると、彼らは目立つことができればそれでよいという程度の目的で行動しているようにも思われ、そうした行動形態が、彼らの収入と結びついている可能性もある。
 冒頭の朝日社説は、「上映の『自粛』が続くことは、日本が自由社会を自認するなら恥ずべき事態である。上映館を孤立させないよう声をあげていきたい」と、結んでいる。

 【主権回復を目指す会】 http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100612.html
 【朝日新聞・社説】 http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

カテゴリー:コラム, 西村修平, 在特会

“ならず者集団”「在特会」に連なる面々

2010年6月6日 コメントは受け付けていません

 排外主義集団「在日特権を許さない市民の会」と似たような行動をとり続ける「主権回復を目指す会」は、在特会とは“双子”ともいえる関係にある。イルカ漁を扱った米映画「ザ・コーヴ」の上映が中止される騒動が映画館で相次いでいるが、映画館に脅迫まがいの行動をつづけてきたのは「主権回復」だ。
 いずれの団体も2006年に結成され、「主権回復」のほうが「在特会」より半年ほど早いようである。「主権」の代表者は西村修平(前科あり)で、同会の顧問には、東京都議会議員の古賀俊昭の名もある。
 一方の在特会は、“偽名”を名乗る桜井誠が代表をつとめ、ネット上の公称人数は「8952名」。外国人参政権などに熱心に反対し、在日コリアンの生活を他の外国人と比較して“特権”などと罵ってきた。
 両団体が結成された前年の2005年――何があったかといえば、『マンガ嫌韓流』(晋遊舎)の発刊だった。桜井誠は同社から複数の著書を発刊し、在特会の創設にこぎつける。
 だが、両団体とも世間的には、“弱い者いじめのならず者集団”と認識されており、目的は「変なエクスタシーを求めているのかもしれない」(一水会・木村三浩代表)と指摘されている。
 こうした面々に連なっているのが、リンゴジュース売りで小銭を稼ぐ“自称右翼”や、裁判で何度も敗訴している行政書士兼社会保険労務士などといった面々。さらにこれらの“ならず者”たちと密に連携し、市民ヅラしてきたのが、東村山市議の矢野穂積・朝木直子の2人という関係になる。

 【主権回復を目指す会】 http://www.shukenkaifuku.com/Shusiaisatsubun.htm

カテゴリー:コラム, 在特会

低劣右翼と低劣左翼の結託

2010年4月8日 コメントは受け付けていません

 15年前の東村山市議転落死事件をエサに乱入してきた右翼たちが、かなりの「低劣」ぞろいであることは、これまでの経過からもすでに明らかであろう。クレヨンしんちゃんよろしく、他人の写真を勝手にブログ上に掲載し“お絵描き”したことで損害賠償を命じられた若手の「低劣右翼」をはじめ、逃げ足だけはだれよりも早く裁判ざたから免れることで知られる“ゴロツキ”の瀬戸、さらに市民団体にいちゃもんをつけた “前科持ち”もいる。これらを理論的に支える関係にあるのが、偽名の桜井誠が組織化する排外主義集団「在特会」で、この団体は日本最大の右派団体「日本会議」とも密接な行動をとっていることが対馬の一件からも明らかだ。
 こうした右翼たちとなんの利害があってか、結びついた左翼議員がいる。東京・東村山市議の「矢野穂積」で、思想的にはおよそ水と油の関係ながら、上記の右翼らと協同歩調をとってきた。さらに“愚かな言論人”こと乙骨某は、そうした矢野と連携するだけでなく、上記の右翼らの主催する集会で講演まで行っている。
 思想内容を180度こえて、彼らに共通するキーワードは何か。それは「低劣」の2文字に尽きよう。
 矢野は民主主義のカケラすらわきまえない行動をたび重ね、市民らを「訴訟」を使って恫喝してきた札付きの市議会議員。一方の乙骨は、矢野のデマを拡散するだけでなく、ほかにも多くのガセネタを連発し、言論人としては、まともな人間からは相手にされていない。
 結局のところ、主義・主張などに関係なく、彼らは人間としての一定の共通する「レベル」、あるいは利害でつながっているといってよい。社会現象として見れば、興味深い現象なのではないか。

カテゴリー:コラム, 矢野穂積, 在特会

排外主義グループ「在特会」が大手を振って歩き始めた

2010年3月26日 コメントは受け付けていません

 3月24日、地方の市議会では3月定例会の最終日を迎えたところが多かったようだが、長崎県対馬市議会も同様だった。この日、同市議会では「外国人参政権付与法案に反対する意見書」を賛成多数で可決。3月中にも首相および衆院議長、参院議長に提出する運びとなった。
 もともとの陳情を提出した団体が存在する。その団体は「在日特権を許さない市民の会」福岡支部(高倉正憲名義)で、昨年11月に提出されたこの陳情を、同市議会では3月8日に採択し、さらに意見書提出を24日に採決する運びとなった。
 24日の意見書採択では、賛成17、反対3と圧倒的多数で可決しているが、多くの議員は「在特会」がどのような団体であるのか、きちんと認識もせずに採決に臨んでいたようだ。反対3の内訳は、公明1、民主2で、公明市議が唯一、反対討論を行った。
 聞くところによると、長崎県議会での同様の“反対決議”のもととなった陳情も、在特会のものという。この種の反対決議を求める陳情は、これ以外にも大手の保守・極右団体として知られる「日本会議」会員らで構成する「草莽全国地方議員の会」(会長・松浦芳子杉並区議)などが同様の陳情を繰り返してきた。

カテゴリー:コラム, 在特会