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賠償金を支払おうとしない「似非右翼」

2011年2月11日

 東京地裁・高裁を2日連続、取材目的で訪れていて奇妙な光景に出くわした。主権回復を目指す会代表の西村修平が、男性ジャーナリストと、廊下で話している場面をたまたま耳にしたのである。そこでは賠償金を支払うかどうかのやりとりがなされていた。側聞するところによると、西村は男性に20万円を支払う法的義務が発生しており、すでに一部は男性の銀行口座に振り込まれているものの、その後、支払おうとしないようである。そのため、別事件の裁判が終わったあと、直接交渉をしている場面だったようだったが、そこで西村がこう口にするのを目の当たりにした。
 「取りに来いよ。いつでも払ってやるよ」
 司法によって賠償金の支払いを命じられながら、この男の態度はいったい何なのか。≪ふつうの人間≫ならば、期日前に利息を含めて金策し、相手の銀行口座にでも振り込むものであろう。この人物は、自身の窮乏を訴え、“分割払い”を希望したうえで、途中から事実上、支払いを拒否するような態度を取り始めたようだ。
 そうした光景は2日目の裁判所においても繰り返された。西村は「パソコンでも何でも持って行け」という具体的な言葉を発したが、開き直りもはなはだしい。
  “虚勢”を張って生きているだけのゴロツキを、普通の人間と同じ感覚で考えようとすると、うまくいかなくなることが多いようだ。任侠の世界に生きている者なら、だれよりも「信義」を重んじるはずである。西村修平の誠意なき態度は、この人物が単なる“チンピラ”にすぎないことの反映であろう。

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カテゴリー:コラム, 西村修平
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