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2種類のウソ

2010年10月18日

 虚偽(ウソ)に2種類あるとすれば次のようになろうか。ひとつは、「錯誤」。勘違い、認識違いと言い換えてもよいだろう。その場ではそう考えたが、冷静になって後で考えてみると間違いであったというケースだ。こういう場合は、勘違いをして迷惑をかけた相手に謝罪すれば、それで収まるケースが多いのではなかろうか。やっかいなのはもう一つのウソのほうである。つまり、特定の意図のもとに、確信犯的についたウソのことだ。こちらは最初から認識して行っている行為なので、被害を受けた側からすれば、一層たちが悪い。
 95年におきた女性市議転落死事件で、東村山市議の「矢野穂積」が“発信源”となって唱え始めた「教団謀殺説」などは、その最たるものだろう。いまとなっては、矢野自身が女性市議を自殺に追いやる要因となった事実を、社会に知られることを避ける目的で何の罪もない教団に疑惑を覆いかぶせ、責任逃れを図ったとみる見方が定着している。その証拠に、「教団謀殺説」を裏付ける実質的な証拠は、いまも裁判上「皆無」であり、そのような認定も存在しない。
 一方で、矢野穂積の「特異な人格」を証明する出来事には事欠かない状況だ。
 そこで問題となるのは、何の罪もない特定教団に、自らの立場(議席)を守るという自己保身のために「殺人犯」の汚名をかぶせてきた行為の卑劣さであろう。
 繰り返すが、このウソは「勘違い」でも「錯誤」でもなく、「故意」である。しかもその「故意」の背景にあるのは、自分の立場を守るためという、およそ公益性のない自己本位な理由にほかならない。
 他人に“人殺し”のレッテルをはることで議席を維持し続けてきた“虚偽常習者”の市議会議員。こんな人物に、バッジを付ける「資格」がないことは、もはやだれの目にも明らかであろう。

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