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堕ちた元委員長  71  元秘書を使った資産形成と隠蔽工作

2010年10月17日

 賢島の別荘で登場した矢野絢也の元秘書N氏について話を続けよう。N氏が矢野関連の不動産登記簿でほかに顔を出すのは、矢野が83(昭和58)年7月、新宿区二十騎町に自宅建設用の188平方メートルの土地を購入した際のことだ。同じ日、隣接する土地66平方メートルがN氏の名義で購入された。その土地は2年半後、矢野本人に“転売”されている。素直に考えれば、矢野に購入資金が不足していて、かわりに購入してもらっていた土地を、ようやく買い取った形に見える。
 ほかにも矢野絢也が土地ブームにのって支持者に原野商法詐欺を働いた時、現役秘書だったN氏は不動産会社の営業マンらとともに支持者宅を訪問し、土地を売りつけることに加担した事実が指摘されている。
 N氏は秘書を辞めたあと、実業界に進出するが、その橋渡し役をしたのは、矢野本人だった。要するに矢野は、元秘書を使って“金儲け”を行い、個人としての資産形成にも利用し、さらには明電工疑惑という金銭スキャンダル事件においては“もみ消し”のために元秘書を使っていた。
 元秘書のほうは、過去の「利権」などでがんじがらめにされてきた関係からなのか、いまも矢野に逆らうことができない立場にあるようだ。この元秘書が、「私は(明電工疑惑で)もみ消しに利用されました」と自ら口を開けば、すでに明白になっている矢野絢也の≪大衆よりも自分のため≫との政治信念、さらに矢野の≪不正な金銭感覚≫を糺すことにつながるだろう。ひいては、真の意味の公明党改革に寄与するものと思われる。

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カテゴリー:コラム, 矢野絢也
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