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堕ちた元委員長  66  矢野絢也の所得金額一覧

2010年10月4日

 すでに終結した民事裁判で矢野絢也の相手方が提出した証拠の中に、元政治家・矢野絢也の所得金額を示すデータがある。出典は大阪国税局管内の「高額所得者全覧」と題する資料で、いわゆる高額所得者の名前と所得金額を順序別に一覧にしたものだ。このなかから矢野絢也の名前を拾っているのだが、年代別に列記すると以下のようになる。矢野は衆院議員に初当選した年から、この一覧に名を連ねていた。

  昭和42年  510万1040円
  昭和43年  569万2221円
  昭和44年  603万2000円
  (記載なし)
  昭和52年  1157万7000円
  昭和53年  1182万1000円
  昭和54年  1205万4000円
  昭和55年  1267万3000円
  昭和56年  1283万1000円
  昭和57年  1305万0000円

 矢野絢也の名前が載っていない昭和45年から51年にかけての7年間、掲載の最下位の取得金額がいくらかを小生は把握していないが、はっきりしていることは、矢野が700万円で買ったと“自己申告”した三重県の別荘(昭和47年)、3000万円で購入したと“自己申告”した東大阪市本町の豪邸(昭和48年)、さらに2000万円で買ったと“自己申告”した奈良県の山林(昭和49年)など、矢野が自己の資産形成のために「不動産」を立て続けに購入した時期に、同人の名前は高額取得者に掲載されていないという事実だ。
 このことは何を意味するのか。ただ一つはっきりいえることは、当時の矢野には、年間所得金額の5~10倍もの大金を自己資産形成のための不動産購入にあてる余裕があったという事実だ。そのカネがいったいどこから出ていたのかと問われれば、それは「簿外収入」というほかないだろう。

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カテゴリー:コラム, 矢野絢也
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