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「矢野絢也」が1年半ぶりに出廷

2010年9月9日

 創価学会の谷川佳樹副会長が「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社や元政治家の矢野絢也らに1100万円の損害賠償と謝罪広告などを求めている裁判で9日、東京地裁で本人尋問が行われ、原告本人と被告の矢野が出廷し、それぞれ約2時間の尋問を受けた。
 問題となったのは2008年5月22号の「週刊新潮」に掲載された「『矢野絢也』を窮鼠にした『創価学会』の脅迫と誹謗中傷」と題する4ページの記事。その中で、矢野と青年部幹部らとの懇談の席で、谷川氏が「人命にかかわるかもしれない」「あなたは息子がどうなってもいいのか」と発言したかどうかが争点となっている。
 この日の午前、最初に証言した矢野は、録音したやりとりの反訳文の中に、「人命に関わるかもしれない」などの発言は「出てこない」ことを自ら認めながらも、そうした発言があったことを「明確に記憶している」「録音反訳文にないのは理解できない」などと言い張った。まるで録音データが改ざんされていると言わんばかりの態度だった。午後は原告本人が出廷し、上記のような発言は「一切ありません」と明確に否定した。
 この裁判では、新潮社と矢野絢也が被告となっているものの、「週刊新潮」側は真実相当性の主張を“放棄”し、真実性の立証をすべて矢野側に委ねる不可解な形となっている。
 傍聴席では、ジャーナリストの乙骨某、妙観講の佐貫某らが最前列で傍聴したほか、週刊新潮編集部の関係者、さらに午前の開廷から10分ほどすぎて、「日護会」の背文字の入ったラフなTシャツ姿で入ってきた黒田某など。次回、原告・被告の双方で最終準備書面を提出し、11月18日の口頭弁論で結審する見込み。

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