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官房機密費追及の「週刊ポスト」が“売上増”?

2010年7月25日

 メディア批評の月刊誌「創」の篠田博之編集長が東京新聞で週1回連載しているコラム「週刊誌を読む」で、週刊ポストの官房機密費追及キャンペーンについて取り上げている。それによると、連載の取材を担当しているジャーナリストの上杉隆氏に会ったことを冒頭に記し、この連載の意義について、「特定の政治評論家の個人的なスキャンダルではなく、権力とマスコミの構造的問題に根ざしていることを指摘した点」と説明。さらにこの告発によって、週刊ポストの「部数が伸びているらしい」と紹介している。
 篠田氏は、「金を受け取ったとされる政治評論家は、もともと新聞などで政治記者を務めており、実は現役時代から官房機密費を使ったマスコミ対策の恩恵にあずかってきた。そういう風土がこの問題の背景にある」と書いている。
 同様に、政治記者ではなく、政治家として、現役時代から恩恵にあずかってきた人間もいるようだ。元政治家の「矢野絢也」は議員引退後に、自宅を新築したというただそれだけの理由で、時の首相に「3000万円払え」と無心したことを報じられているが、これなども、現役時代の恩恵なくして、到底できる芸当ではなかろう。
 「矢野絢也」は、現役時代を含めると、巨額の機密費の恩恵に浴してきたと推察されるが、この問題については、ポスト誌はいまだ手つかずのままである。

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カテゴリー:コラム, 矢野絢也
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