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参院選挙で復活ならなかったマルチ商法“癒着”の「前田雄吉」

2010年7月14日

 今回の参院選でほとんど報じられることはなかったが、一部の関係者が注目していた比例候補者(民主党)に、前衆議院議員・前田雄吉がいた。同人は悪徳商法として知られるマルチ商法業界に食い込んで民主党内の議員連盟の事務局長として業界と密接な関係を構築し、業界から政治献金を受け取るかたわら、業界を擁護するための自著を出版するなどして、悪徳商法業界の“宣伝役”を務めていた。その際、利用した一つが、東京・東村山の地域FM局「多摩レイクサイドFM」で、ここに業界の関係者を呼んできて話をさせていた。
 このFM局は、東村山で“トンデモ市議”と目されている「矢野穂積」が事実上、運営に関わっている放送局で、前田と親しい関係にあったジャーナリスト・乙骨某が裏で結びついていたことも明白だ。
 前田は上記の行動を社会的に非難され、前回の衆院選を前に、出馬を断念。だが、小沢一郎の側近議員の一人とされていた同人は、今回の参院選挙でどさくさにまぎれるような形で、比例区候補者として名簿登載されていた。結果は、わずかに3万1000票余り。当選にはほど遠く、落選の憂き目を見た。
 東村山市議転落死事件で、確たる根拠もなく『デマ』を吹聴した張本人・矢野穂積がかかわる放送局と、そのデマに乗せられていいように言論活動を続けたジャーナリストら。そうした人脈のもと、悪徳商法を推進しようとした「元代議士」の未来は、けっして明るいものではないようだ。

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