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「中央公論」も野中証言で6ページの記事掲載  浮かび上がる「銭ゲバ」の実態

2010年6月19日

 現在発売されている「中央公論」の最新号(7月号)が、野中広務元自民党幹事長による官房長官時代の機密費に関する告発証言についてふれている。4月19日・20日の両日、TBS系で放映された番組で野中氏が述べた、次のような言葉である。
 「総理の部屋に月1000万、衆院国対委員長と参院幹事長に月500万ずつ。政界を引退した歴代首相には、盆暮れに毎年200万。外遊する議員に50万~100万渡した。家を新築したから祝いに3000万円くれと、小渕総理に電話してきた、政治家から評論家になった人もいた」
 すでに知られているが、マスコミ人で受け取らなかったのは田原総一朗氏だけであったこともここで繰り返されている。金額は1000万円だ。
 注目されることは、官房長官の金庫(年間約15億円)から毎月1000万円の大金が総理の部屋に運ばれたというから、首相が“活用”できた機密費は、単純計算で年間1億2000万円ほどだったことになる。このときの小渕総理に対し、「家を新築したから3000万円くれ」と平然と電話してきたのが、「矢野絢也」という元政治家だったらしい。
 事実とすれば、まるで“ハイエナ”としか論評できない行動であろう。野中氏の証言によれば、そんな要求に応じる必要はないと小渕氏を説得したらしいが、その後、どうなったかは不明のままのようである。

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