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党首・副党首が“不倫”を重ねてきた「日本創新党」

2010年6月9日

 先週発売された「週刊朝日」(6月11日号)は、「ウソつき山田宏の隠しマンションに『女と子ども』」と題する4ページのスクープ記事を掲載し、今週号でも続報を打つかと期待されたが、とりあえずは一発花火(?)に終わったようだ。山田宏とは、杉並区長を11年間にわたってつとめ、このほど保守系の新党・日本創新党を結党し、その党首におさまった人物で、次の参議院選挙では東京選挙区から立候補することを表明している。
 その山田氏に、実は「隠し子」がいて、その母子のもとに足繁く通っていることを指摘する内容の記事だった。記事によると、女性とは六本木のピアノバーに勤めていた時代に知り合ったといい、2人でアフターに行っているうちに、親密な間柄になったのだという。
 この記事、内容のわりにはあまり話題になった感がなく、山田氏が抗議したとの報道もいまのところ見られない。要するに、山田氏にとっては記事内容を事実上、“容認”したような格好となっている。
 日本創新党といえば、副党首の中田宏氏も山田氏に劣らない“不倫騒動”で物議を醸してきた人物だ。横浜市長時代から関内のクラブの女性と親密な関係となったほか、市長の権限を使って、その女性にさまざまな便宜をはかっていた。それらを含む内容は、講談社が発行する「週刊現代」が2007年11月ごろからキャンペーンを始めたなかで報じられている。
 これらの記事に対し、中田氏側が5500万円の損害賠償や謝罪広告の掲載を求めて民事提訴し、いまも東京地裁で係争中だが、裁判自体はちょっと変わった展開を見せている。
 この裁判では、記事の一部を執筆したジャーナリストの青木理氏、「週刊現代」の担当の社員編集者、横浜市議、中田氏と親しいとされる中国系の男性など4人がすでに証人として出廷しており、昨年夏から和解交渉が始まったものの、交渉は“決裂”。中田氏についていた弁護士は全員辞任し、かわってセクハラ問題に強いとされる秋田一恵弁護士が中田氏の代理人をつとめるといった具合だ。
 この7月下旬に約1年ぶりに口頭弁論(公開)が開かれる予定だが、裁判の結果がどうあれ、中田氏が横浜市長時代にクラブのホステスと不倫交際し、さまざまな便宜をはかっていた事実は歴然としている。そのことは相手の女性が「週刊現代」(2008年12月20日号)誌上に自身の素顔をさらして告発し、中田氏から受けとった数々の“愛のメール”などを公開した内容などからも明らかだ。
 党首と副党首が醜聞をかかえる日本創新党。選挙後は、「たちあがれ日本」などとの“保守合同”の話もとりざたされているようだが、その新党のツー・トップが、公務内容と直接的には別次元とはいえ、女性スキャンダルを抱えた人物であることは明記しておいたほうがよいだろう。

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カテゴリー:コラム
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