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民主党政権の「後」

2010年5月13日

 昨日付の東京新聞「本音のコラム」で、精神科医の斎藤学という人が、「国粋主義の兆し」と題して次のように書いていた。あまり語られたことのない予測のように思うので紹介したい。
 「実際、米軍撤退のかすかなにおいの中で若年貧困層の大日本主義は高揚している。民主党政権が崩壊した後に生まれるのは、国粋主義政府に道を開く、座りの悪い小政党連合だろう。1930年。ナチスが第2党に躍進したころのドイツはこんな感じだったのではないか」
 私が着目するのは、民主党政権「後」に、極右的な政権が登場し、日本をあらぬ方向にもっていってしまうのではないかとの懸念が指摘されていることだ。小生も漠然とではあるが、似たような危機感を抱いている。
 最近できた「小政党」のなかには、戦前の天皇崇拝、それにもとづく「教育勅語」的な教育の復活を目論む政党が複数存在する。すでにそうした流れは99年から始まっており、教育基本法の改悪により、歴史教科書でも、天皇の出現を「神話」と断らないで、事実として記述するような教科書も出てきたと報じられている。
 天皇家を「神の子孫」とするような≪誤った思想≫は、戦後、とうに“破綻”したはずである。
 当然ながら、民主党が衆議院で絶対多数をとっている限り、3年後の夏まで「解散」しなければ、この状況は続く。その「後」どうなるかは、いまの段階ではだれにもわからない。
 ジャーナリストの櫻井よしこなども、上記のような思想をもつ人物であることは、明記しておいたほうがよい。

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カテゴリー:コラム
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