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日本一「外国人」の多い町になった新宿区

2010年4月25日

 日本の市区町村で最も外国人の多い地方自治体は、長年、大阪市生野区と決まっていた。変化が生じたのは2008年のことである。東京新宿区が生野区を上回ったからだ。この4年間の変化をデータで示すと次のようになる(いずれもその年の年末の数字=人数)。

 【2005年】 1位 生野区 3万3713  2位 浜松市 3万0154  3位 新宿区 2万7443
 【2006年】 1位 生野区 3万3081  2位 浜松市 3万2387  3位 新宿区 2万8756
 【2007年】 1位 生野区 3万2192  2位 新宿区 2万9986  3位 江戸川区2万2277
 【2008年】 1位 新宿区 3万1793  2位 生野区 3万1633  3位 江戸川区2万4003

 2007年から浜松市が外れたのは、政令指定都市になって区単位で数字が出るようになったためだろう。大阪市生野区は在日コリアンの集住地域で、日本国籍を取る人が一定数いることと、高齢のため死亡した人々を含め、年々減っていることがわかる。一方の新宿区の場合、ニューカマーを中心とした韓国人(43%)、中国人(31%)で全体の4分の3を占めており、今後も増加傾向が予想され、現実に右肩上がりで増えている。
 日経が夕刊で連載を始めた「東京『オオクボ』に住んでみる」(4月10日付)によると、「新宿区の外国人登録者数は約3万5000人と東京23区で1位」とあるから、すでに1年余りで3000人増えている計算になる。
 法務省の統計は政令指定都市や東京23区の場合を区別で比較しているので、このような結果になるが、純粋に市単位で比較すれば、大阪市12万人は、やはりダントツ1位だ。ただし大阪市を東京23区と同じように区別で比較すると、冒頭の結果になるというわけだ。あまり知られていないことなのであえて書いてみた。

※新宿区の2010年3月1日時点の外国人登録者数は、3万4587人ということだった。(同区役所調べ)

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