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サイコパスの行動

2010年2月25日

 東京・豊島区に住んでいた連続練炭殺人の容疑者が殺人容疑でようやく逮捕された。詐欺容疑で最初に逮捕されたのが昨年9月だったから、半年近くかかったことになる。サイコパス(=良心の呵責をもたない異常人格者)が自分の罪を認めようとしないのは広く共通した特徴であるため、本人がいまだ否認しているのはむしろ当たり前のことだ。
 サイコパスは自分の罪や責任を逃れるために平気でウソをつく人間であるため、結果的に多くの点で齟齬をきたす。それでもなんのためらいもなく平然とウソをつける特技のためか、一般人の多くはその態度・振舞いにだまされることも多い。詐欺師にサイコパスが多いのはそうした理由からであろう。
 そうした特質面から、状況証拠は完全にクロであるにもかかわらず、本人だけが「否認」を続けるという現象が、サイコパスをめぐっては起こりがちだ。上記の練炭殺人鬼(=容疑者)も同様である。
 だが、サイコパスが常に殺人を犯すとも限らない。サイコパスの共通項はあくまで≪良心の呵責をもたない≫という特質にあり、人を殺すかどうかは、あくまで結果論にすぎないからだ。サイコパスの殺人の動機は、自己本位な自分の利益と結び付いていることが圧倒的に多いのも共通した特徴である。
 東村山市議の矢野穂積が、良心の呵責を欠落させている、典型的なサイコパスの類型に入る人物であることはすでに明らかだ。サイコパスが公職者(市議)になるとどうなるか、その“生きた実例”を彼は一貫して示し続けてくれているといってよい。自分の立場を守るために多くの議会人を攻撃する。それは議会場で繰り広げられるだけでなく、ビラを使って、市内各地に巧妙にプロパガンダを行ってきた。
 さらに「訴訟」を連発して、あたりかまわず威嚇し、批判をしにくくする。相手は応訴負担を余儀なくされるため、批判の力が弱まる傾向が出てくる。そうなれば、同人にとってはしめたものである。
 たとえ、市民としての正当な権利である「請願」であっても、自分の利益に反するものであれば、平然と民事訴訟で訴え、逆に市民を「法廷」に引きずり出す。そんなことは、同人にとっては“朝飯前”の行為だ。
 95年の朝木明代市議転落死事件も、上記のような性質をもつ公職者によって、格好のネタとして使われた。自分の立場を守るために、驚くほど平然とウソを主張しつづけてきたこの男の軌跡は、「サイコパスが市議会議員になったとき」どうなるかという『見本』を、 後世のために示してくれている。

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カテゴリー:コラム, サイコパス
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