ホーム > コラム, 外国人参政権 > 自民党を代表して出てきた「日本会議」“お抱え”の参議院議員

自民党を代表して出てきた「日本会議」“お抱え”の参議院議員

2010年2月10日

 昨日午後、全国都道府県議会議長会が主催する「永住外国人の地方参政権についての各政党との意見交換会」なる会合が都内で開かれ、各政党の関係者と全国の都道府県議会で議長をつとめる都道府県会議員などが参加した。ちなみに政党代表は以下のとおり。
 民主党 今野東・参議院議員
 自民党 山谷えり子・参議院議員
 公明党 東順治・衆議院議員
 共産党 井上哲士・参議院議員
 社民党 服部良一・衆議院議員
 国民新 亀井郁夫・参議院議員
 このなかで、法案に反対する姿勢を明らかにしたのは、「自民党」「国民新党」の2党だけだった。他の4つの政党は、共産党が被選挙権の付与も必要と主張し、公明党は相互主義を主張するなど付与内容のばらつきは見られたものの、いずれも賛成の立場で意見を述べた。
 一方、参加した都道府県会議長らは、多くが日本会議系の保守派議員であることもあってか、反対派の山谷えり子議員や亀井議員の発言のあとで露骨に大きな拍手を行い、公明党の東議員の話には大声でヤジを飛ばすなど、冷静な雰囲気とはとうていいえなかった。
 自民党はこれまで、この法案について、連立政権の政策合意にまで入れ、国会において法案提出されたものをたびたび審議してきたにもかかわらず、山谷議員はいまだに「憲法違反の法律」だと強弁し、「対馬などの離島が大きな影響を受ける」などと、いつもながらの間接侵略論を繰り返した。これに対し、三重県の県会議長からは「山谷さんの話は極論だ」と厳しい指摘もなされたほか、民主党の今野議員からは、外国人が虚偽の住所登録を行うと1年以下の懲役と定められており、「簡単なことではない」と指摘する声も相次いだ。
 山谷えり子議員といえば、知る人ぞ知る極右団体「日本会議」の“お抱え議員”として知られ、同人が立候補する参議院選挙では、日本会議が全面的にバックアップしてきた。その日本会議は神道や宗教右翼が核となった団体であり、同議員は今年7月に「改選」を迎えるだけに、“任務”を果たそうと懸命な様子もうかがえる。
 この問題はいまや、「自民党の一部と国民新党を含む日本会議系保守派議員」VS「民主+公明+共産+社民」の様相を呈している。マスコミによる各種世論調査の結果では、賛成5〜6割、反対は3割程度と、賛成意見のほうが圧倒的に多く、年齢層が下がるにつれ、賛成比率が高まる傾向にあることがわかっている。

広告
カテゴリー:コラム, 外国人参政権
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。