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東村山の「本当」の闇(続々々々)

2009年12月24日

 今回は番外編である。矢野穂積という男と、朝木明代・直子という女性、つまり性差に関する不可思議な関係についてである。例えば、乙骨某が出版した『怪死』(1996年)には以下の記述がある。
 「誹謗中傷の極めつけにあるのが、W不倫情報。朝木さんと矢野さんは、以前からW不倫関係にあり、2人が性交渉していた声が、事務所から漏れていたなどとの噂が、東村山市内では、創価学会・公明をはじめとする反『草の根』グループからまことしやかに流されているのである」(P232)
 このへんの事情を宇留嶋瑞郎氏も聞き及んでいたのか、『民主主義汚染』(1998年)では、草の根事務所に関して、「2人がプライベートな関係を深めた場所でもあったようだ」と抑えた筆致で示唆している。
 それでも、乙骨某の不用意としか思えない上記の記述は、娘の朝木直子を激怒させてしまったようだ。単行本『デマはこうしてつくられた。』(2003年)では、「ついには裁判沙汰まで発展した」との記述もなされている。
 乙骨は『怪死』のなかで、上記のような指摘について、「根も葉もない誹謗中傷」と“弁護”してみせているが、私の知る限り、そのような状況を疑われても仕方のない幾つかの前提事実が存在するのも事実のようだ。さらにそれらに教団関係者が関与したフシはない。
 私がここで問題にしたいのは、個人的なプライバシーに関わる事実をあげつらうことではなく、仮にそうした背景があったとすれば、この事件あるいはその後の「草の根」の対応に、どのような影響を与えたのかという客観的事実についてである。実はこれも、東村山問題の「本当」の闇の一つといってよいのかもしれない。

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カテゴリー:コラム, 矢野穂積
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