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小沢幹事長に「1億円」の裏献金疑惑

2009年11月19日

 今日付の産経新聞が1面トップで、小沢一郎幹事長への「裏献金」問題を指摘している。3月の政治資金収支報告書の虚偽記載問題で秘書が逮捕されたときと異なり、今回は表の金ではない、「裏金」の疑惑だ。産経は水谷建設元会長から渡った金額は「5000万円以上」と指摘。一方、共同通信の配信記事と思われるが、東京新聞の1面では「1億円提供」と金額が大きい。なぜか同じタイミングで毎日新聞も、東京12区で当選した青木愛議員の公設秘書に小沢氏の秘書が寄付強要したとの話が1面トップに載っているが、こんなことは日本共産党などは全党ぐるみでやっていることで、驚くには値しない。
 今後、上記の「1億」とも「5000万」とも指摘された裏献金疑惑なるものが事実かどうか、さらには裏づけのとれるものかどうかが焦点になりそうだ。
 共産党といえば、昨日、文京シビックホールで来年の参院東京の決起集会をおこなった。同党はすでに2007年の参院選挙で東京選挙区議席を失い、その結果、衆院も参院も、選挙区議席をすべて失っている。いまは両院でも完全に「比例政党」という状況にある。そうした恥ずべき状況を打開するためか、来年の参院選では東京選挙区(定数5)で、政策委員長の小池晃を投入する。いまいる陣容の中ではエース級で勝負を挑んできた感じだろう。志位氏は昨日の会合で、「来年の参院選は、従来とは違った政党配置でたたかわれる」と述べた。実際だれが考えてもそうであろうが、民主の勢いがどこまで続くかが大きいと思われる。
 鳩山首相、小沢幹事長のカネにまつわる問題をはじめ、選挙対策委員長の石井一参院議員の各種の不正疑惑もくすぶったままだ。選挙の最高責任者にダーティー・イメージが定着すれば、選挙どころでなくなることは自明のことだ。そうなると、参院で過半数をとるという同党の従来からの戦略は大きく瓦解し、安定した連立政権を模索するしか道は残らなくなる。同党にとっては不名誉な進路しかなくなる事態も想定される。

 【共同通信】 http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20091118010010732.asp
 【産経ニュース】  http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091119/crm0911190203002-n1.htm

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カテゴリー:コラム
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