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共産、現状維持ながら足元はガタガタ

2009年9月5日

 あまり注目されないが、日本共産党は今回、9議席を“現状維持”した。コアとなる支持層は高齢化が進み、地元組織からは深刻な悲鳴が上がり始めて久しいが、今回は「民主の風」の恩恵を受け取ることになった。その傾向は先の都議会選挙でもすでに出ており、今回、同党では比例で1~2議席増加という楽観的な予測を立てていたようだが、現実はそれほど甘くなかった。それでも現有議席を維持できたことで、執行部としては「やれやれ」といった感じであろう。
 同党の足元に火が付いていることに変わりはない。党中央機関紙「しんぶん赤旗」(日刊+日曜版)の購読数も、総選挙後は3万部近くも減ってしまい、財政的に「かなりの大打撃」と指摘する声もある。
 今回は「民主の風」に助けられたものの、仮に逆の風が吹いていれば、議席をさらに減らしたことは間違いなかった。つまり、志位委員長にとっては、延命期間を少し長くすることができたということにすぎない。同党の「現状」をつくった最大の責任が、先代の不破哲三氏の時代にあることはいうまでもない。

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カテゴリー:コラム, 日本共産党
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