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公明党の可能性

2009年8月29日

2009/08/29(Sat)

 2、3日前、政権交代を視野に入れた民主党が、閣僚候補者の「身体検査」を始めたとの報道が流れた。まず身体検査をすべきは、代表の鳩山党首や前代表の小沢一郎氏ではないかと噛み付いた新聞もあったようだ。このことは、選挙後にいずれ火を噴くことになる問題だ。
 一方、漁夫の利を得ている格好は野党の日本共産党である。従来の組織票である基礎票は高齢化などでガタガタになっているものの、今回に限っては、無党派層の“流れ票”が一定程度期待できるようだ。その意味では、この政党も民主党と同じく、“風頼み”の政党になってしまった。同党ではすでに「小選挙区」の当選者を一人も出せなくなって久しい。今回も小選挙区の誘惑を捨てて、実質的には比例一本で勝負した。このように現行の小選挙区制度は、小政党にとっては極めて厳しい制度だ。
 その意味で今回注目されているのが、公明党が8議席を有する小選挙区の行方だ。関東2・関西6の構成だが、この議席をどこまで維持できるかは、現行の選挙制度における中小政党の可能性と限界を浮き彫りにする。公明党は50年前から、「まさかが実現」がお家芸。支えているのは一人ひとりの庶民にほかならない。

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カテゴリー:コラム
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