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矢野絢也が完全敗訴 山本高校改修費「詐取」疑惑報道で  東京地裁

2009年8月27日

 不透明な金銭スキャンダルなどが原因で政界引退を余儀なくされた元政治家の矢野絢也が、月刊誌「財界にっぽん」の記事で虚偽事実を書かれたとして発行元の財界にっぽん社と執筆者の坂口義弘氏を名誉棄損で提訴していた事件で26日午後、東京地裁(民事50部)の廣谷章雄裁判長は一審判決を言い渡し、矢野側の請求を棄却した。
 問題となっていたのは「財界にっぽん」(2006年10月号・07年1月号)に2度にわたって掲載された特報レポートで、矢野が自身の母校である大阪府立山本高校・同窓会理事長の立場を“悪用”して、昭和52年ごろ、同校のテニスコート修繕費用200万円を詐取した疑惑を報じていた。これに対し矢野は「事実でない」として、2006年12月に1100万円の損害賠償を求めて訴えていたもの。
 この日言い渡された判決では、記事内容の真実性(※相当性ではない)を全面的に認め、原告・矢野側の訴えを棄却した。
 「財界にっぽん」ではこの報道以外にも、矢野がかつて「原野商法詐欺」事件の首謀者であった事実などを何度にもわたり大々的に報じてきたが、こちらについては矢野は訴えることすらなく、過去に詐欺商法で支援者らに多大な損害を与えてきた疑惑について、事実上“黙認”する態度をとり続けてきた。
 共通するのは、自分の政治的立場を利用して、カネを騙し取る手口である。

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カテゴリー:コラム, 矢野絢也
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