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“増税つき”子ども手当と高速道路無料化の「不評」

2009年8月23日

 民主党の総選挙に向けた2大看板政策がいずれも不評だ。テレビ番組で示していた有権者の評価はけっして高くない。さらにその財源問題については、8割を超える人たちが「不安」を感じている。
 周知のとおり、子ども手当は月あたり2万6000円を支給するといっても、子どものいない世帯などに増税を強いる“増税つき”政策そのもの。しかもその財源については明確に提示されないままで、まったく解決していない。財源の一部に充当する予定という配偶者控除・扶養控除の廃止問題も、低所得者ほどに大きな「打撃」を受けることになり、庶民層には手痛い政策となる。
 さらに借金だらけの高速道路無料化が必然的にもたらす、未利用者に対する結果的な増税についても不安が残る。自家用車を所有しない世帯にまでこのようなツケ回しすることが明らかな政策だけに、有権者はむしろ冷静に、この政策のお粗末さを見据えているともいえよう。
 それでも民主党の支持率が高いのは、「政権交代」という四文字の威力が強く作用していることによる。政治資金の収支報告書のほぼすべてがイカサマであるような人物が新しい首相になることよりも、「政権交代」のほうが大事と見る人のほうが多いということのようである。
 民主主義国家のレベルは、国民のレベルに等しい。こんなことなら‥と後で嘆くより、冷静に見据えたい。

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カテゴリー:コラム, 民主党
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