ホーム > コラム > 「3、40人規模のしっかりと旗を掲げた政党ができるかどうかがポイント」(細川元首相)

「3、40人規模のしっかりと旗を掲げた政党ができるかどうかがポイント」(細川元首相)

2009年8月9日

 各紙で報じられているとおり、全国知事会が昨日、主要3党のマニフェスト(地方分権の部分)について、採点を希望した29知事が100点満点で評価し、その平均点を公表した。それによると、公明党が66・2、自民党が60・6、民主党が58・3で、毎日新聞は「公明が最多得点」との見出しを立てている。公明の点数が比較的高かったのは、同党マニフェストは、地方分権実現のための国と地方の協議の場の法制化を盛り込んだことに加え、地方側に提案権などの権限をもたせることを公約したことが大きいという。
 全国知事会の政権公約評価特別委員会の古川康委員長(佐賀県知事)は、来年夏の参院選で、今回のマニフェストを各党が実行したかどうかを検証する考えを示した。今回3党とも似たような内容になったことにより、次期政権発足後、「協議の場」の設置について、来月にも知事会側から具体案を提示する方針という。マニフェスト選挙によって、各党が政策を具体的に競い合うなかで、地方分権の取り組みが進んでいるようだ。
 一方、今日付の朝日新聞は、16年前に成立した細川連立政権の首相、細川護熙氏への大型インタビューを掲載した。同氏は現在の衆院の選挙制度を導入した最高責任者でもあるが、「現状をみるに、小選挙区に張りついて選挙運動ばかりしている人、あるいは人気だけのタレントみたいな人が目立ちます」と冷ややか。その上で、単純小選挙区制のイギリスでさえ、第3党の自由民主党が力をつけ、「穏健な多党制」にシフトしつつあることに言及。今後は「3、40人規模のしっかりと旗を掲げた政党ができるかどうかがポイントでしょう。与党でも野党でもいい」と、第3党の存在に期待を寄せる。
 同氏が示した「3、40人規模の政党」は、現状では公明党がそれに該当する。さらにイギリスの第3党になぞらえられるのも常に公明党だ。あとは「しっかりと旗を掲げた政党」であるかどうかが問われる。
 公明党が掲げる最大の旗は、やはり「清潔政治」であろう。不正議員をこれ以上、野放しにしないという一点に尽きると思われる。「族議員」を最高幹部に抱える自民党や民主党には、絶対にできないことなのだ。

 【アサヒ・コム】 http://www.asahi.com/politics/update/0809/TKY200908080277.html

広告
カテゴリー:コラム
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。