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矢野絢也の素顔  58  議員バッジをつけた商売人

2009年8月7日

 月刊誌「リベラルタイム」が最新号(9月号)で、「再び実刑判決が下った『石川銀行』元頭取と矢野絢也氏」と題する2ページの記事を掲載している。これによると、同行の創業者である故高木洋氏と矢野は70年代後半ごろからの親密な付き合いで、高木氏が東京に出張するたびに矢野らは銀座に繰り出したほか、矢野の妻・満子は毎年のように金沢に遊びに行き、銀行側の接待を受けていた事実などを関係者が証言している。さらに同行が破綻するきっかけとなった融資先企業の経営者も矢野と昵懇の間柄で、同行が矢野の資産形成に大きく寄与してきたことを指摘している。
 公明党は今回、マニフェストで政治とカネの問題にさらに切り込んでいるが、もともと「クリーン」を武器に政界に出てきた同党が、そのイメージを回復するには20年の歳月を要した。公明党書記長を長らくつづけた矢野絢也は、いま判明している事実からはまさに“議員バッジをつけた商売人”そのもので、公明議員にあるまじき体質から、多くの金銭不祥事を引き起こし、政界引退を余儀なくされた。
 同党はそうした“低迷期”から20年をへて、名実共に党勢回復を果たした。立党理念を裏切り、「保身」という名の“蜘蛛の巣”にからめとられた人物、矢野絢也――。所詮は金などいくらためこんでもあの世にはもっていけないのだから、そのことを肌で実感できない矢野は、信仰人としてはかなりの低レベルというしかない。

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カテゴリー:コラム, 矢野絢也
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