ホーム > コラム > 「小沢一郎」も呆れたという「鳩山由紀夫」の“偽装”献金疑惑

「小沢一郎」も呆れたという「鳩山由紀夫」の“偽装”献金疑惑

2009年8月5日

 会員制情報誌・月刊「選択」が最新号(8月号)で、「只ではすまぬ『鳩山献金疑惑』」と題する2ページの記事を掲載している。それによると、民主鳩山代表の「故」人献金などの偽装された収支報告書について、それを知った前代表の小沢一郎氏自身は「あれはひどい」とぼやいたことなどが紹介されている。その小沢氏自身、多くのゼネコンから長年にわたり、多額のヤクザまがいの“みかじめ料”を徴収していた事実が、今回の秘書の逮捕・起訴事件で明らかになった。きわめてワイロ性の強い金である。
 いずれにせよ2人は、政治とカネをめぐる問題では“真っ黒” だ。小沢氏がたとえ鳩山氏のケースについて「ひどい」と感想をもらそうとも、有権者からみれば、同じ穴の狢であり、結局は程度の差ということでしかない。
 鳩山氏はすでにこのような脛に傷をもつ身ながら、民主党としては時期的に代表を変えるわけにもいかず、そのまま選挙戦に突入してしまった。いまのところ、偽装献金疑惑はそれほどの致命傷を与えていないように見えるが、問題はこれからだ。たとえ仮に民主党が下馬評どおり勝利したとしても、「鳩山新首相」がすぐに“火だるま”状態になることは間違いない。政治は一時的にさらに混迷を余儀なくされるだろう。
 鳩山氏の政治能力にしても、同氏は「大臣」すら経験したことのない身だ。行政経験が不足していることは明らかで、さらに自身がかつて民主代表になったときに幹事長人事で失敗した「人事構想力」の乏しさも大きな不安材料だ。安倍内閣のときと同じように大臣の不祥事などを連発し、たちどころに求心力を失うと思われる。

広告
カテゴリー:コラム
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。