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「早川清の謝罪記事には多くの確信犯的ウソが含まれている」

2009年5月16日

 週刊誌の窮状を考えるシンポジウムが5月15日、東京・上智大学で開催され、10人の現役編集長や元編集長がパネラーとして参加した。第1部で田原総一朗、佐野眞一、田島泰彦の各氏が話をした。佐野氏は「週刊新潮」問題を真正面から取り上げ、「私は『世界』と『毎日新聞』にこの問題に関して原稿を書いた。最近、『(新潮社刊の)佐野の本を売るな』と上層部が言ったとの話を伝えて聞いて、本当に情けなく思った。私は池の中に落ちた犬を叩いているのではなく、むしろ自分も池に入り、救い上げ、タオルで拭いてあげているつもり」と話した。さらに佐野氏は「言論人という言葉は好きではないが」と前置きしつつ、「(週刊新潮の問題は)言論人の鼎の軽重が問われている問題」と指摘し、週刊新潮の常連執筆人である櫻井よしこ氏らがなぜこの問題を取り上げないのかと疑問を呈した。さらに早川清前編集長が署名入りで書いた10ページもの謝罪記事について、「まだだれも本格的に指摘していないが、あの中には多くのウソが含まれている。確信犯だ」と厳しく批判した。
 つづいて行われた第2部では、10人の編集長らが最近の名誉棄損訴訟の現状などについて語った。参加したのは週刊現代、週刊朝日、アサヒ芸能、FLASH、週刊文春、週刊ポスト、週刊プレイボーイ、週刊金曜日、週刊大衆、SPAの各誌。なお、問題の当事者である「週刊新潮」早川清前編集長にも参加が呼びかけられたが、辞退した旨がアナウンスされた。

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