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西松建設・初公判は6月19日の見通し

2009年5月12日

 民主党の小沢一郎代表が13日に予定されていた党首討論を“敵前逃亡”する形で辞任を表明した。「日経」によると、西松建設前社長の初公判が「6月19日に開かれる見通しになった」からとも伝えられている。小沢氏は辞任表明の記者会見で、離党や議員辞職の可能性を問うた女性記者の質問に対し、「なぜ議員辞職しなければならないのですか」と口をとがらせてムキになって反論していた。同人が民主党にとどまる限り、今後も公判のたびに明らかになる違法献金の実態は、民主党に対し、じわじわとボディーブローのように悪影響を与えることだろう。野中広務氏が「読売」で語っていた「本当は政治の世界から身を引くべきだ」との言葉は、重い説得力をもっているように思える。
 小沢氏は自身の秘書が逮捕・起訴されて、世論の反発が強いままであることを見てとると、企業・団体献金の廃止などを突然言い出したりした。それでいて今日の「読売」(社会面)に掲載されていた盛岡市の不動産会社社長のコメントによると、「秘書の逮捕以降も毎月、請求書が来ている」と献金を求めるシステムはその後も継続されていたようだ。言ってることとやっていることの違いがあまりに大きいと言わざるをえない。
 小沢氏がなぜあれほど巨額の献金を西松建設から受けなければならなかったのか、肝心な理由についての説明は、昨日の記者会見では一切なされなかった。さらに記者のほうも遠慮しているのか、国民がいちばん知りたがっていることをズバリと聞くような質問は少なかった。
 昨日の午後2時20分、参議院議員の石井一・副代表の部屋に電話をかけた小沢氏は、「申し訳ないが、ぴんちゃん、腹を固めた」と切り出し、副代表は「困る。なぜだ」と抵抗したとされる。毎日新聞などが伝えている。今回の小沢問題は、田中型政治の終焉を意味するものに思えてならない。

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