主要4誌に明暗、「週刊現代」は25万部を切る
2009年5月10日
日本ABC協会が2008年下半期の雑誌部数を公表した。それによると、主要週刊誌の増減は下記のとおり。()内は同年上半期の部数である。これによると、増えたのは「週刊文春」と「週刊新潮」。ただし「新潮」の場合、この数字は昨年下半期のものであり、 “世紀の虚報”となった朝日阪神支局襲撃デマ手記(09年1~2月)が掲載される以前で、虚報問題の影響などは反映されていない。さらに「週刊現代」の減少傾向はなだらかになったとはいえ、いまだ止まっていない。ついに25万部を下回り、「文春」の半分以下へと“陥落”した。
週刊文春 51万9074 (50万2709) △1万6365部
週刊新潮 44万6688 (44万4114) △ 2574部
週刊ポスト 29万7120 (30万6010) ▲ 8890部
週刊現代 24万9931 (26万4389) ▲1万4458部
週刊朝日 17万4902 (17万9338) ▲ 4436部
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