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「週刊新潮」の果てしなき“闇”

2009年5月6日

 今日付の毎日新聞(東京本社版・文化面)にノンフィクションライターの佐野眞一氏が「『週刊新潮』の「大虚報」に思う」と題する文章を寄稿している。佐野氏は今回の虚報問題において、かなり辛らつなコメントを繰り返してきた人物としても知られる。それによると早川清・前編集長の謝罪記事に対し、「被害者意識があるだけで、島村氏と“共謀”して読者を“だました”という加害者意識はかけらもない」と指摘し、「謝罪記事さえ売りものにするかのごとき姿勢は、完全に本末転倒であり、同社が根本から腐っていることを物語っている」と批判。さらに「読者をバカにするにもほどがある」「あまりの反省のなさに腰の骨が砕けた」「事実上の『処分なし』の決定をしたとき、新潮社は言論機関失格のらく印を自ら押した」と記している。重要なのはそれらに続くさらに次の部分であろう。
 佐野氏は「これから、“謝罪記事”のウソも次々と明らかになってくるだろう」と述べ、同氏の耳に入ってくる情報として次のような事実を明らかにしている。
 「虚報記事を書いた若い記者は途中で島村証言に疑念を持ったが、編集長はそれを聞く耳を全く持たなかった。新潮社の上層部は、真犯人は島村氏に決まっている、もっとやれと火に油を注いだ‥‥」
 早川・前編集長を“象徴”とする新潮社上層部は一体どこまで腐っているのだろうか? その早川清本人が今後も「週刊新潮」「新潮45」の2誌を“統括”する。どこまでいっても自浄作用の見られない企業体である。

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カテゴリー:コラム, 新潮社
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