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「週刊新潮」デマ手記問題  朝日新聞が質問書を送付へ

2009年3月12日

 「週刊新潮」の朝日阪神支局襲撃事件をめぐるデマ手記問題で、編集長交代で問題をうやむやにしようと画策しているといわれる編集長の早川清氏らに対し、朝日新聞が11日、記事内容に関する質問書を郵送した。すでにこの問題では、業界内では詐欺師の虚言に週刊新潮が乗せられたとする見方が広く定着しており、新潮側はそれらに対し、いまだ有効な反論をなしえていない。
 右翼団体・一水会の機関紙(3月号)にも、「『週刊新潮』のあまりに情けない大虚報〜島村証言を丸呑みした杜撰な取材〜」と題する2ページの記事が掲載されている。そのなかで発行人の木村三浩氏は、「対面取材をしていないし、裏づけをとっていない」「(島村氏が)池袋で団体をやっていたという話もまるっきりウソ」「(週刊新潮は)完全にイエロー」「ファンタジー雑誌といわれても仕方がなくなる」「世紀の大虚報」「ジャーナリズムの一線を超えてしまった」などと酷評している。
 「週刊朝日」編集長の山口一臣氏も2月26日、「週刊新潮は死んだ(爆)」と題するコラムをネット上に掲載。「結論からいうと、『週刊新潮』の記事はガセでした」「週刊誌ジャーナリズム全体の死を意味することに等しい」と指摘した。
 「WiLL」編集長の花田紀凱氏も7日付の産経新聞で「『新潮』完敗か」と書いた。
 「週刊新潮」にとっては早くほとぼりの冷めてほしい問題にちがいないが、確信犯的に≪虚報≫を打ち、それによって売上増につなげようとのさもしい心情は社会的に許容されるはずはない。
 冒頭の朝日新聞は、週刊新潮から返ってくる回答を、質問内容とともに、「後日、紙面に掲載する」と本日付の紙面で告知した。

 【アサヒコム】 http://www.asahi.com/national/update/0311/TKY200903110283.html
 【週刊新潮は死んだ(爆)】 http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0902_024.html

  ※本日付の朝日新聞によると、民主党のマルチ癒着問題で名古屋の市民団体が元同党所属の国会議員「前田雄吉」を受託収賄の疑いで刑事告訴していた問題で、名古屋地検特捜部は10日付で告発を受理した模様だ。今後、小沢献金問題に加えて、火を噴く可能性が出てきた。

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