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民主党「矢野絢也」招致の報い

2009年3月4日

 中川昭一の酔っ払い会見などで敵失続きの自民党を尻目に、先週はじめまで、民主には高揚感が漂っていたという。2月23日には小沢一郎代表と輿石東参院議員会長、石井一副代表、北沢俊美副代表、西岡武夫参院議院運営委員長の5人が夜の会合をもち、矢野絢也の参考人招致を今国会で実現させるよう調整を急ぐように確認していた。これを受けて民主党は26日、福本潤一を招いて「民主政治推進プロジェクトチーム」を国会内で開き、今後は参院予算委員会だけでなく、文教科学、総務、財政金融などの各委員会や政治倫理審査会などでも「政治と宗教」の問題を取り上げる舞台を広げていくことを決めたとも報じられていた。
 風向きが変わり始めたのは、23日の会合から一夜明けた24日のことである。小沢代表が在日米軍再編について、「極東におけるプレゼンスは第七艦隊で十分」と発言したことが波紋を投げかけ、与党サイドなどから「政権担当能力なし」のレッテルを貼られる結果となった。27日には、矢野絢也が講談社裁判で敗訴したことへの“負け犬の遠吠え”ともいえる新著『黒い手帖』を発刊し、昨日付の朝日新聞に大きく広告が掲載され、民主にとっては、矢野招致の下準備が整いかけた矢先だった。
 小沢代表の資金管理団体「陸山会」の疑惑に司直のメスが入った。その結果、小沢氏本人の証人喚問さえ取りざたされ始めた。詐欺師まがいの人間を“党利党略”で招致しようとして、逆に自分が喚問されることになる。小生から見ると、まるで因果応報の結果にしか見えない。
 それにしても、上記の“負け犬”本の内容は、次の高裁判決(今月末)において再度、排斥されると思われる内容ばかりである。その意味では、この本の“賞味期限”はわずか1ヵ月さえなさそうだ。

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