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矢野絢也の素顔  18  夫婦そろって偽証した「キャー」証言

2009年3月2日

 通例、裁判の係争中に争点そのものをとりあげて当事者が活字化するのを裁判官は嫌がると言われている。裁判所から見れば、法廷内で争っているものをわざわざ「場外乱闘」しているようにしか見えないからだ。それでも矢野は裁判内でいくら心証を“不利”にしようとも、世間に対しては≪自己正当化≫せずにいられなかったようだ。追い詰められて、焦っている証拠かもしれない。
 一昨日のコラムでも簡単に指摘したが、矢野の近著はそれこそ、ウソのオンパレードといってよい。法廷でついたウソ(=一審判決で完全に排斥された主張)を本の中で蒸し返しているのも特徴の一つである。例えば、女房の矢野満子(72)が自宅で着替え中に、ちょうど訪問していた公明党議員OB3人から覗き見されて、複数回にわたって「キャー」と悲鳴をあげたというエピソードなどである。
 これらは手帳を自らの意思に反して強奪されたとの矢野本人の主張を裏付ける目的で矢野夫婦だけが主張しているもので、3人が強制的に「家捜し」を行い、その過程で起きたハプニングと指摘したものだったが、うち一人が録音していた音声データには、そのような悲鳴は一切、記録されていなかった。記録されているのは、「矢野さんギターやられるの?」と黒柳氏に聞かれ、その後矢野が「着替えておりました」と述べる場面だけである。その前後に「キャー」なる言葉は、どこにも存在しない。
 これらは結局、矢野絢也と妻の満子が夫婦そろって≪偽証 ≫を行っていたことの確かな証明なのだが、だからこそ、矢野はもはや「都合の悪いところはすべて削除されている」と“言い逃れ”するしか道が残っていないわけだ。妻の満子は、「週刊現代」裁判の一審で矢野側証人として出廷し、実際に証言しているが、そのときこの場面についてこう強調していた。
 「いちばん嫌なところを見られて、あとは泣きつぶれていましたから」
 当時、すでに齢(よわい)68の女性である。何も知らない生娘(きむすめ)ならいざ知らず、すでに高齢の域に達している女性が、たまたま一瞬、着替えている場面を見られたと仮定しても(実際は見てもいない)、そのあと、「泣きつぶれる」といったことが実際に起こりうるだろうか。私はこの証言を法廷内で耳にしたとき、この話はウソだなと確信した。なぜならリアリティーをまったく感じなかったからだ。要するに満子は、≪偽証≫の役者としては、“三流役者”にすぎなかっただけである。
 上記の書籍は、このように多くが虚偽の主張に則って展開されている。一審段階で完全に排斥された主張にもかかわらず、二審判決すら待たずに、これほどまでに“確信犯”的に同じ主張を繰り返す行為は、すでに一審段階で完全勝訴している3人への名誉棄損行為の「繰り返し」にほかならない。悪質極まりないこうした行為は、再び別の訴訟に発展してもおかしくないはずだ。

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カテゴリー:コラム, 矢野絢也
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