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あらゆる利益を貪(むさぼ)り尽くすサイコパス

2009年1月25日

 サイコパスは自分の欲望を満足させるために遠慮会釈なく行動する。それは人間の根本的な欲望、すなわち食欲、性欲、物欲に基づくため、金銭問題や異性問題などにおいて顕著な特徴を示しやすい。通常の人間が持ち合わせている“良心の呵責”(「理性」と置き換えてもよい)を持ち合わせていないことが特徴なので、その分、自由奔放に行動する傾向が明らかだ。
 例えば、顧問先を恐喝して資格を失った元弁護士・山崎正友は、恐喝事件を起したあと、当時、教団と対立していた宗教団体グループ正信会から資金援助されて生活していた。刑事裁判の活動をつづけられたのもそのためである。当時、大分県に山崎が懇意にしていた正信会住職の寺院があった。近くに飲食店を経営する寺の有力な女性信徒がいた。住職にその店に連れて行かれた山崎は、この女性に目をつける。女性が自分のことを“教団と戦う英雄”であるかのように尊敬する感情をもっていることに目をつけ、誘いをかけたのだ。
 一般にサイコパスはこのように相手の気持ちを読む能力にたけており、そうした特技を使って、自分の欲望を満足させるために効率的に行動する。一言でいえば、相手の弱みを見抜く力が一般人より格段に優れているということだ。山崎はこの女性を食事に誘い出し、ホテルで半ば強引に関係を結んだ。以降、そうした肉体関係とともに、金銭まで出させる関係となる。「カネ」と「性的満足」を一挙両得で得ることができたわけだ。それでいて、懇意としていた当時の住職の妻とも不倫を重ね、後年、この女性と再婚している。このようにサイコパスの性行動は一般人とはかけ離れており、見境いがない。
 三浦和義の場合はこの点はさらに顕著である。例えば銃殺された3番目の妻の関係では、その妹(既婚者)らにも、平気で「ラブホテルに行こう」と誘っていた。同人の性行動が病気の域にあることは多くの関係者が知っていたことでもある。
 サイコパスと見られる者たちが、欲望を満たすために自由奔放に行動するのは≪共通した傾向≫である。そのため、そのサイコパスを分析した書物などでは、「捕食者」という用語が頻繁に飛び出す。ヘビが自分の目の前に現れた野ねずみなどの獲物を勝手気ままに捕食するように、サイコパスは、周りの人間を平然と “捕食”する。その意味で、サイコパスの行動特性は、爬虫類のそれに似ている。欧米でサイコパスのことを“スーツを着たヘビ”と別称するのはそのためであろう。
 上記のようにサイコパスには「サイコパスの法則」ともいうべき顕著な特徴が見受けられる。東村山のサイコパスにこの理論が当てはまるかどうかは、さらに実証的な研究を重ねていくつもりだ。

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