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外国人参政権と二重国籍問題

2008年12月16日

 ある英字紙から電話取材を受けた。年明けから「二重国籍」に関する連載を行う予定なのだという。2001年に小生の名前で発表したレポートが目にとまったようだ。
 日本の国籍法は、二重国籍を認めておらず、異なる国籍の親から生まれた子どもについても22歳までにどちらかの国籍を選択するよう義務づけている。だが、現実には「強制力」はなきに等しく、実際は多くの多重国籍者が生まれている。これは歴史の必然であり、世界の流れでもある。規制しようとしてできるものではない。
 仮に日本人同士の夫婦に生まれる子どもであっても、米国やブラジルなど出生地主義の国家で生まれれば、二重国籍となる。
 こうした問題に関心をもったきっかけは、2000年に永住外国人に地方選挙権を認めるための法案成立が現実化したとき、「国籍は忠誠心のあかし」などと声高に主張するグループが出てきて懸命に反対運動を行う姿を目にしたからである。結論からいって、国籍は忠誠心の証などではけっしてなく、単に、その国家の構成員であるという「資格の問題」にすぎない。
 だが、8年前と比べ、右傾化・排外主義の風潮はより一層強まってきた。外国人参政権の問題は、成立はまったく困難視されたままの状況だ。時代からは完全に取り残されている状況といってよい。
 【参考記事】 http://www.yanagiharashigeo.com/report/imin_report1.htm

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カテゴリー:コラム, 外国人参政権
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