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「サイコパス」に関わると「不幸」に陥る多くの事例

2008年11月9日

 サイコパスは社会の捕食者であり、生涯を通じて他人を魅惑し、操り、情け容赦なくわが道だけをいき、心を引き裂かれた人や、期待を打ち砕かれた人や、からになった財布をあとにのこしていく。良心とか他人に対する思いやりにまったく欠けている彼らは、罪悪感も後悔の念もなく社会の規範を犯し、人の期待を裏切り、自分勝手にほしいものを取り、好きなようにふるまう。(『診断名サイコパス』)

 同書によると、サイコパスの割合は人口の2~3%とされる。ただしこれは北米での数値なので、日本では1%程度かもしれない。つまり100人に一人という確率だ。
 三浦和義や山崎正友の人生は上記の言葉にそのままに当てはまる。人生の局面においてサイコパスと見られる人物に深くかかわると、たいていの者は「不幸」に陥ることが多い。たとえば、三浦和義は生涯、4度結婚したが、その間に東京で同棲した日本人女性はロスで白骨化した変死体で見つかった(この事件は日米いずれでも立件されないままに終わった)。さらに3番目の妻を撲殺しようとして実際に着手した(未遂)。その三ヵ月後、その妻は何者かに銃殺された。三浦は先の変死体で見つかった女性の銀行口座から、何度も現金を引きおろしていた。さらに同女性の失踪について、多くの嘘を重ねていた。三浦に唆され、撲殺計画を実行した元女優はその後、実刑判決を受け、刑務所行きとなった。
 サイコパス研究の古典的名著である先の『診断名サイコパス』には次の記述が見られる。
 「私たちの大部分が、肉体的に人を傷つけることに強い抵抗感をもっているのに対し、サイコパスはそのような抵抗感がない」
 「サイコパスの暴力行為は、復讐や報復が動機となる」
 「嘘つきで、ずるく、ごまかしがうまいのは、サイコパスの生まれもった才能だと言える」
 「嘘を見破られたり、真実味を疑われたりしても、めったにまごついたり気おくれしたりしない。あっさり話題を変えたり、真実をつくりかえて嘘の上塗りをする。その結果、発言は矛盾だらけで、聞いているほうはひどく混乱してしまう」
 小生は当初、山崎正友いう人物像を通してサイコパス的人間の姿を見てきたが、同人がいまも法廷で数限りないうそを繰り返しているさまは、まさに上記の通りである。さらにその動機も、復讐心に基づくものとしか思えない。サイコパスは多くの場合、自分を「被害者」と思っていることが多いからだ。 
 一般的に、犯罪には「動機」が必要とされるものの、サイコパスによる犯罪は、一般人が考えるような「動機」と異なっていることが多い。三浦が立件された銃撃事件の疑惑についても(証拠不十分で無罪)、当時、同人は金に困っていなかったので保険金殺人を考える動機はなかった、などの主張をいまだに目にするが、サイコパスの心情を理解しないごく一面的な推測にすぎない。
 一方の山崎正友も、多くの関係者を不幸に陥れてきたことで知られる。同人が過去に刑事事件に問われ、その裁判が進んでいるとき、彼を支援したのは正信会とよばれるグループで、長年、財政支援を続けてきた。いまその当人である山崎は、正信会と対立する団体に“寝返って”いる。さらに当時、正信会の信徒であった女性と肉体関係を結び、甘言を使って多くの金銭を自分の懐に入れていたが、女性の返済要求には一切応じないままだ。
 「サイコパスは、自分が満足感を味わうために利用するものとしてしか、他者を見ない」(同上)
 余談になるが、東村山市議だった朝木明代は、矢野穂積と知り合うことさえなければ、あのような形で死ぬ必要はまったくなかったと思われる。さらに朝木が「万引き行為」を働いた≪被害者≫であったはずの洋品店の店主も、矢野とかかわったばかりに多くの被害・損失を蒙ることになった。

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