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サイコパスの「操作」能力

2008年11月8日

 サイコパス(良心の呵責をもたない異常人格者)の特徴の一つは、他人の弱みに付け込み、相手を「操作」する能力にあるとこれまで述べてきた。三浦和義が元妻を撲殺しようとした殴打事件(1981年)では、使われたのは20歳前後の日本人女性であった。女性は東北地方の田舎の出身で、都会的で自由奔放な生活を夢見、結婚願望をもっていた。三浦は男女関係を結んだあと、「結婚しよう」などという甘い言葉で相手に付け込んでいった。
 一般にサイコパスは、相手が何を考えているか、その内面感情を≪読む能力≫にすぐれている。動物的本能といってもよい。彼らはそうした特質を自己利益のためにふんだんに“活用”するのだ。
 資格を失った元弁護士・山崎正友は、顧問先であった教団を恐喝し、その後の戦いを優位に進めるために、原島嵩という教団幹部の息子を手なずけていた。酒癖、女癖の悪い原島を“接待漬け”にし、教団の内部資料を段ボール箱で10数個も運び出させ、盗ませた。その後も原島は死ぬまで、山崎の「手先」として使われつづけた。これもサイコパス的人物の「操作」能力の高さを示す事例の一つだ。
 東京・東村山市議「矢野穂積」にもそうした能力がうかがえる。草の根の名物市議だった朝木明代を陰で操っていたのは、まさに同人にほかならなかった。乙骨某の著作によれば、矢野と朝木は肉体関係の仲にあったとの噂も存在したということだから、通常以上の密接な関係を疑われていたことになる。矢野は、乙骨というお粗末なジャーナリストの心情もよく見抜いていたようだ。どんなエサを投げ与えれば、この人物が意図通りに動いてくれるか、本能的に直感していたと思われる。
 「朝木さんが殺されました」との矢野が伝えた第一声の言葉は、そのことを雄弁に物語る。さらに最近は、操作される対象に「愚かな右翼」も加わったようだ。事実関係など頓着しないで、言ったこともすぐに忘れる人物なので、まともな関係者は相手にする必要すら感じなくなっているようだが、矢野はその右翼が単に自分が目立ちたいだけで、この問題に首を突っ込んでいることも十分認識していると思われる。サイコパス的人物は、相手の心情を敏感に察知した上で、「操作」能力を発揮していく。その意味では、朝木直子(東村山市議会議員)なども、矢野に「操作」されて生きている人間にすぎない。

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カテゴリー:コラム, サイコパス
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