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民主党「監視隊」の≪違憲性≫を指摘した「佐藤優」氏

2008年10月5日

 本日発売の月刊「潮」(11月号)に起訴休職外務事務官の佐藤優氏の4ページの論考が掲載されている。タイトルは、「信教の自由を侵害する政治家の『不見識』」というもので、9月4日夜に読売オンラインなどが報じた民主党による「監視隊」構想について、信仰人の立場から批判を加えている。これは、民主党の代表代行の菅直人と副代表の石井一が創価学会の会館を監視する必要があると述べたことに対する意見表明といえる(その後、読売のネット上の記事は突然削除された)。
 佐藤氏はまず、信教の自由の「枠組みを守ることこそ政治団体の仕事である」と述べ、菅直人らの発言が、「人類の普遍的な憲法に反する行為」と明言した上で、「責任ある政治家として、軽はずみな発言を撤回した方が民主党の利益にかなうと思う」と指摘している。さらに「今回の『監視隊』の件をはじめ、創価学会に対する弾圧の動きに対しては、他の宗教者も声を上げるべきだろう」とも。
 後半では、創価学会が「自由競争の中で勝負してきた」と分析し、さらに庶民層とともに歩んできた歴史にふれ、そうした役割を肯定的に評価。政治参加したのは当然の流れと紹介し、最後に結論としてこう述べる。
 「キリスト教もまったく同様だが、宗教団体というものは、弾圧を加えられれば加えられるほど、強くなるものだ。宗教の特性とも言ってもよいだろう。私は民主党にも友人がたくさんいる。ただし、今回の民主党の『監視隊』の話や、宗教団体である創価学会に対する弾圧を助長するような動きは、間違っていると私は思う」
 “メダカ社会”とも揶揄される日本社会にあって、同じ信仰人の目線からとらえた極めて「正論」の意見に映る。その意味で、民主党によるここ一連の言動は、「反民主」的行動そのものとさえいえよう。

 ●「監視隊」構想の「石井一」が今度は「ばい菌発言」
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081005-OYT1T00437.htm?from=main3

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