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「煽動者」矢野穂積に“利用”されるだけの『赤旗右翼』

2008年9月15日

 小生は2003年12月、「フォーラム21」(同年8月1日号)に掲載された記事を名誉毀損で提訴した。いわゆる私の社会党時代のことを書いたデマ記事の最初であり、その後、「しんぶん赤旗」(同年9月3日付)や「週刊新潮」も同様の記事を掲載した。「フォーラム」の記事が突出していい加減な内容であり、かつ最初に出た記事であったので、これを対象に訴えた。その訴えが5年近くの歳月をへて、08年9月9日に最高裁にて確定し、当方の訴えた内容のすべてが認容された。問題記事には、社会党に身分を隠して潜入したとか、スパイ目的で宗教法人法改正問題で政策審議会をたびたび取材したとか書いていたが、すべて事実無根として確定したわけである。
 いっておくが、上記の「赤旗」記事も同様のデマを垂れ流していた。一緒に訴えなかったのは、単に当方の訴訟費用上の問題と、赤旗は一応の取材は経ていたからである。社会新報にも取材を行っていた(一方のフォーラム・乙骨は何らの取材もしていない)。
 だが最近、このデマの経緯を知りもせずに、赤旗記事をもとに再び繰り返した「自称右翼」がいる。この右翼は、日本国の「最高裁判所」が下した結論より、極左政党「日本共産党」が5年も前に垂れ流したデマ記事のほうが信用できるらしい。どういう精神構造をしているか知らないが、志操も、論理も、調査能力もまったくない人物であることは明らかである。いうなれば、思想信条のかけらすら見られない≪赤旗を信奉する右翼≫、あるいは≪赤ヘルをかぶった右翼≫とでも言い換えるべきであろう。
 さらに最近も、東村山デマ事件などで、荒唐無稽なデマを繰り返している。私にとっては、左翼も右翼も関係がない。デマはデマである――という単純な事実を指摘しなけければならない。
 それにしてもこの種の人間は、突っ込める「穴」があればどこにでも突っ込む性癖があるようだ。一言でいえば、モグラと同じである。だが、そのモグラも、実は自分が「利用」されているだけという事実を、自ら感じ取ることはほとんどない。なぜなら、モグラはそれほど知能が高くないからだ。目の前に穴があれば突っ込む。それはモグラの“本能”というべきもので、それをするなというのは、飢えたライオンに対して目の前の獲物を取るなと命令するのに等しい。
 東京・東村山市議の「矢野穂積」は95年、自身の議席譲渡問題や、女性市議の起こした「万引き事件」の後始末をめぐって、結果的に女性市議を自殺するような状況に追い込んだ。その責任が自らに押し寄せることを恐れたのか、女性市議の転落死を事件直後から「他殺」と強硬に主張し、特定教団にその責任をなすりつけた。右翼用語でいえば、「国賊」といってもよい行動のはずだ。なぜならそこに「正義」など微塵も存在しない。だがそうした人物の主張を、必死に擁護しているのが、赤旗好きの「自称右翼」である。実はこうしたモグラ(=カモ)の出現を一番喜んでいるのは、矢野本人と思われる。
 付言しておくと、「赤旗右翼」の目的はただ一つ。巨大教団を攻撃することで、自分もまた「巨大」な活動をしていると見られたい。それだけの目的としか思えない。要するに、 “目立ちたい”だけなのだ。少なくとも、「任侠の世界」に生きる本物の右翼なら、こんな軽はずみな行動はとらないだろう。
 本来、“不正義と協働する正義”など成り立つはずもなく、結局のところ、『赤旗右翼』は「不正義」を“拡大再生産”しているにすぎない。この「不正義」には明白な被害者が存在する。洋品店の夫婦などその最たるものだ。それでも、モグラには相応の知能しか備わっていないから、穴と見れば条件反射的に突っ込むしかない。そうした「本能的行動」を変えようとするのは、所詮、無駄な努力にも思える。

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